夏の大三角

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夏の大三角

 夏の大三角形は有名な図形の一つではないでしょうか。図形というのもあれなのですが、星座とはまた違いますよね。呼び名を探してみると、どうやらアステリズム(星群)というようです。北斗七星は、星座であるおおぐま座の一部なので、北斗七星もアステリズムであると言えるようです。
 夏の大三角は、およそ直角三角形の形をしていて、3つの一等星、はくちょう座のデネブ、わし座のアルタイル、こと座のベガ、でつくられます。
 琴座のベガは、全天88の星座の星々の中で5番目に明るい恒星だそうです。日本では七夕の織姫星として知られています。
 鷲座のアルタイルの別名は彦星、あるいは牽牛星、七夕伝説で知られる名前ですね。
 そして七夕の夜、織姫と彦星の橋渡しをするのが、白鳥座です。中国の神話では、はくちょう座は七夕伝説においての織姫星と牽牛星を結びつけるカササギを表しているんだそうです。
 これをモチーフにしたのかもしれない歌が百人一首にあります。「かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける」

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