文責 関
どうも、OBの関です。学園祭から約5ヶ月経っての活動報告です。更新が遅れてしまって申し訳ありません。
正直細かいところはあまり覚えてないのですが頑張って書きます(`・ω・´)。だいぶ淡々とした文章になりますが、温かい目で見てやってください。
さて、2011年の学園祭は模擬店で「いももち」、一般企画で「プラネタリウムと写真展示」を行いました。
これまではプラネは隔年でやる流れがありましたが、せっかくドームも天球もあるのにやらないのはもったいないし、きっといい思い出になる!!と思い、プラネもやることにしました。
それでは学園祭を振り返るにあたって、
学祭準備(夏休み)→学祭当日→打ち上げ
の順に書いて行こうと思います。
☆学祭準備(夏休み)
夏休み中の学祭準備では、主にプラネ製作といももち研究会をしました。
プラネ製作は8月下旬から始めました。プラネのドームと天球は3年前に使ったものを再利用したので、駆動系と土台を製作しました。
プラネ製作にあたり、まず初めにプラネの設計をしたのですが、かなり手こずって設計だけで2〜3週間かかりました。
設計するために考えることが多過ぎて(プラネの構造、回転速度の調整、回路設計、強度、材料、etc…)、何から考えたらいいのかわからず、自分たちにちゃんと設計できるのか…?と思ったりもしましたが何とかなりました。
そして最終的にできた設計図がこれです。
なんと3Dの設計図です(オギ作)。さすがオギです。
さて、この設計図をもとに材料を買って、9月上旬から本格的にプラネ製作に入りました。
プラネの製作ではベアリングに金属棒を通すのが特にきつくて、hashimotoくん等と発狂しながら作業しました。部室に居られたエレサーの方々に白い目で見られていましたが後悔はしてません。
また、回路基盤の製作は、なぜか流れ的に高橋さん、鈴木さんに任せてました。半田ごてを握る女の子を見るのはなんだか新鮮でした。半田ごて女子が流行る日も近いかもしれませんね←
製作を始めたばかりのときにくらべて、夏休み後半のほうが手伝ってくれる人数も増えて、みんな作業にも慣れてきて製作スピードがどんどん早くなりました。その結果夏休み中にほぼプラネタリウムが完成しました。
プラネ製作での反省としては、実際に製作を進めていくと設計の欠陥があとから発覚して、材料の買いなおしがしょっちゅうだったことです。設計を入念にやったつもりでもなかなかうまくいかないものです。
例えば最初に買ったモーター(約3000円)は、実際に回すと秒速3回転というプラネではありえない高速回転をしたので仕方なく買いなおしました。部費を無駄に使ってごめんなさい。
でも夏休みみんなでプラネを作った思い出…price less
はい、これが言ってみたかっただけです(笑)
そして夏休みは明け、苦労して夏休みで無事完成したプラネを、後期最初の部会で動かしてみました。まだプラネを見たことが無かった1年生(現2年生)たちの「おー」という反応がうれしかったです。
さて、プラネ製作のことばかり書いてきましたが、それに平行して模擬店のための「いももち研究会」も夏休み中にしていました。
模擬店の運営は、[模擬店リーダー]高橋さんと[副リーダー]hashimotoくん、そして[影のボス]鈴木さんに任せっきりだったのですが、味、食感、値段などをちゃんと考えて追求してくれていて、すごく頼もしかったです^^。
また、夏休み明けには宣伝のためのビラと立て看板を作りました。高橋さん、鈴木さん、長島君、小坂さん、常盤さんのおかげですごい良い感じのビラと立て看板ができました。
なかでも長島君作のプラネのビラはクオリティが高過ぎて、見に来る人のプラネに対するハードルが上がるんじゃないかと軽く心配しました(笑)
さて、それではここから準備万端で迎えた学園祭当日について書いていきますよー。
☆学祭当日
・1日目
学祭1日目(金曜日)はあいにくの雨でした。午前中はテント設営やプラネの準備に追われました。いももちの仕込みに人数をだいぶ割いたので、人数足りるのかと心配もしたのですが何とかなってよかったです。約50人もいる天文部員全員に感謝です。
そして午後から模擬店が営業を始めました。僕はプラネのほうにずっといたので状況は分からなかったのですが、なんと3時半にはいももち売り切れたらしいです。いももちの大きさが統一されておらず、全体的に大きめサイズだったようですが、いいスタートを切れました。
一方プラネタリウムのほうは星の位置の確認や、事前に作ってあった解説原稿の読み直し、展示写真の配置、駆動系の調整などを午後4時くらいまでしていました。僕はそのあと4時半くらいにジャグリングの練習に行かなくてはいけなかったので消えましたが、浅川くん、久保くんを中心に2回プラネの上映をしてくれました。
だいたいこんな感じで1日目は終わりました。1日雨降りで全然人は来ませんでしたが、みんな仕事に慣れてきて2日目につながる1日目だったと思います。
・2日目
天気は晴れ、いよいよ学園祭本番という感じで2日目はたくさんの人でにぎわいました。
2日目も僕はプラネの方にほとんどいたので、あと聞き情報なのですが、模擬店のほうは大盛況だったみたいです。大目に仕込んだいももちもすぐに完売して、あとから追加で仕込んだのもすぐに売り切れました。
プラネのほうは10時半から上映を始めました。初回は僕と久保くんの2人で解説したのですが、めっちゃ緊張してしまい、噛みまくったり、星座をなかなか見つけられなかったりで、申し訳ない上映となってしまいました;
2回目こそは頑張る!と意気込んで迎えた11時からの上映でしたが、タイミング悪くうちの家族が総出でプラネを見にきました。家族の前でなんか変に緊張してしまった僕は、いまいちうまく解説できず、感想ノートには兄から「もっと滑舌よく!」とダメだしされてしまいました。滑舌良くなりてえ
しかし、3回目ともなると慣れてきて、12時の上映は無難に終えて午後1時から3時までは浅川くんと上野くんが解説してくれました。1年生が積極的に解説に加わってくれたのはほんとにうれしかったです。そして3時から6時までは僕と石原で解説を行い、無事に2日目終えました。
2日目はいももちも売り切ったし、プラネもほとんど問題なく上映することができたので大成功だったと思います。さて、次は現4年生現役天文部最後の日であった、3日目です。
・3日目
3日目僕は朝の6時から工学部でジャグリングの練習をしていました。というのも、3日目はジャグリングの発表が工部で予定されていたからです。ジャグリングの発表はまあまあなかなか盛大にミスりまくりましたが、お客さんがみんなとても温かくて、現役最後のジャグリングを楽しめました。
そんなわけで、3日目僕は天文に全然顔出してません、ごめんなさい;
僕が天文の方に行けたのは午後4時ごろで、そのころにはプラネ、模擬店ともに営業は終わってました。
聞くところによるとプラネは毎回ほぼ満員で、いももちもすぐ売り切れて追加補充した分も売り切れたとかで大成功だったらしいです。活動報告なのに「〜らしい」とかあいまいですみません。
その後はプラネや模擬店のもろもろの片づけを終えて、打ち上げまでプラネの教室でだらだらしていました。するとそこに一通の電話が…
なんと!天文部のプラネタリウムが来校者の投票で一般企画大賞に選ばれたんです!!!
そもそも他の一般企画に比べて一度に見られる人数が限られているので、投票数はあまり増えづらいと思っていたのですが、まさかの結果が出ました。
これも天文部みんなの協力あっての賜物だと思います。プラネを作るとき、上映するとき、たくさん行き詰ったり失敗したりしました。けれどそれをみんなで考えて、より良くしようという気持ちがこのすばらしい結果に結びついたと思います。
さて、そんな感じで最高の終わりを迎える学園祭、最後の最後は代替わりの打ち上げです。
☆打ち上げ
打ち上げの幹事は野口君がやってくれました。2年生(現3年生)のはからいで席はくじ引きで決まりました。最近は大きな飲み会のときはこのくじ引き席決めが定着し始めましたね。
そして打ち上げの途中で、久保君の代がうちの代全員に1人1人にちなんだものと花をプレゼントしてくれました。
オサにはエプロン、テンペイにはチャーシューなど、普通に欲しい物からネタ系のプレゼントまでいろいろあってめっちゃ盛り上がりました。
みんなプレゼントは手渡しだったのに、僕へのプレゼントだけは自宅に既に宅急便で届け中と聞いたときは吹きました(笑)みかん5kgをそのまま渡されても困るだろうという2年生たちの配慮がうれしかったです。しかも、さらに同期が「あたらしいみかんのむきかた2」をプレゼントしてくれて僕のテンションはMAXになりました。
また、4年生の先輩方が僕らの代にそれぞれ2011年のラッキーアイテムと花をプレゼントしてくれました。「あれ?2011年あと2ヶ月もなくない?」というツッコミは無粋ですよ。
僕のラッキーアイテムは「黄色のパンツ」ということで、もらった黄色と緑のボーダーのパンツは勝負パンツとして大切に保管してます(笑)。
一通りプレゼント交換が終わった後は、ついに次期役職の発表がありました。その結果。。。
部長:久保くん
副部長:ふっくん
会計:鈴木さん
学祭係:hashimoto、鈴木さん
広報:浅川くん、所くん、高橋さん
となりましたー。3役のうち副部長以外はあらかた予想どおりでしたね。しっかし副部長ふっくんは完全にダークホースでした(笑)
その後、例年のごとく代替わりということで部長同士で酒を酌み交わしました。
無事代替わりが終わった後も打ち上げは続き、打ち上げは終始盛り上がりっぱなしでした^^
打ち上げ後は、久保くんが中心に仕切って記念撮影&一本締めを行って、2011年度学祭は締めくくられました。
もう久保くんの代になって5ヶ月ほど経ちましたが、この役職ですごくうまくいっていると個人的には感じています。役職についてない2,3年生も協力的なのがいいですね^^
この調子でみんな協力して、楽しく(←ここ大事!!)天文部をやっていってください。
まとめ
こんな感じで現役天文部としての最後の3日間はあっという間に終わりました。今回の学園祭も大成功だったと思います。いももちは連日完売だったし、プラネは一般企画大賞受賞と文句なしです。これも天文部みんなの協力のおかげです^^
学祭の反省点を挙げるとすれば、
・プラネの設計の甘さによる無駄な出費
・プラネ本体にボルトやねじがたくさん刺さっていて、なんとなくまがまがしい(笑)
・プラネのドームしぼむの早い
・プラネの解説の練習時間があまり無かった
・プラネの整理券を作るべきだったかも
(すぐに定員いっぱいになるため、見られずに何度も足を運んでもらった方がいた)
・写真展示の簡単な解説を、部員みんなができるようにした方がよかったかも
と、とりあえず思いついたのを挙げてみました。
2012年もプラネをやるということで、これらの反省点を参考にしてみるといいかもしれません。
中でもプラネの原稿作りはなるべく早いほうがたくさんの部員が解説できるようになると思うので良いと思います。プラネの解説はみんなあまりやりたがらない傾向にありますが、実際に自分も解説してみて、すごいやりがいを感じたし、一生忘れないような良い思い出になりました。2012年はたくさんの天文部員が解説できるといいですね^^
さて、つらつらと学祭を振り返っていきましたが、ここまで読んで下さってありがとうございました。以上で学祭の活動報告を終わります。
最後にこの場を借りて現2,3年生と同期とOB・OGさんにあまり言えなかった感謝の言葉を
まず、現2,3年生へ。2,3年生は人数も多く、個性も強くて天文部の原動力でした。正直僕は部長としては力不足だったと思います。それでも2,3年生はみこしを担ぐように支えてくれて、天文部はより良く楽しい方向に向いたと思っています。2,3年生のおかげもあって、天文部最後の年も本当に楽しかったです。ありがとうございました。
これからは新入生も入って益々にぎやかになると思いますが、個性が強いぶんときには衝突することもあるかもしれません。そのときは広い心をもってちゃんと話し合ってください。カリカリしてもしょうがないです。これからも新入生に劣らぬ勢いそのままに天文部を楽しんでください。
次に同期のみんなへ。約3年間天文部で一緒に活動してきて、ちょっとギクシャクすることもあったけど、それでも天文部でみんなで過ごした日々はすごく楽しかったです。そしてうちの代が最高学年になったときはいろいろと手助けしてくれて本当にありがとうございました。これからも末永くよろしくお願いします^^
次にOB・OGさんへ。僕は部長として至らなかった点があり、OB・OGさんにご迷惑をおかけしてしまうこともありましたが、それでもときには優しく、ときには厳しく接してくださってありがとうございました。先輩方から学んだことを、後輩に少しでも多く伝えていこうと思います。これからもよろしくお願いします。
それでは以上で僕からの感謝の言葉を終わります。僕が書く活動報告もこれで最後ですが、ここまで読んで下さってありがとうございました。
それではまたあう日まで ノシ